menuの紹介キャンペーンの概要です。
- 達成条件は配達30~50回で割と多め
- 紹介料は10000~20000円
- 関東勢は有利
- 紹介された側も貰える
簡単なUber Eats 、高額なDiDi Foodでは報奨金は紹介した側にしか支払われませんが、menuでは紹介された側にも振り込まれます。
このインセンティブの仕組みやお得な貰い方、キャッシュバック方法などを詳しく解説します。
menuの紹介制度とインセンティブ
menuの基本情報です。
サービス名 | 「menu(メニュー)」 |
SNSなどでの俗称 | めぬ |
運営会社 | menu株式会社 |
母体 | レアゾン・ホールディングス |
公式ページ | デリバリー&テイクアウトアプリ menu |
公式Twitter | menuのtwitter |
配達エリア | 全国47都道府県 |
加盟店舗数 | 76,000 |
拠点 | なし |
配達員登録 | menu デリバリースタッフ(配達)大募集 |
紹介コード | NJY534 |
紹介料キャッシュバック | 0~15000円 ※エリアで変動 |
カタログスペックの注目点はエリアの広さです。menuはUber Eats や出前館に先駆けて、全国47都道府県制覇の偉業を達成しました。

しかしながら、フードデリバリーのエリアの適当な目安は市長区村です。menuの地方の利用実態は不明です。
ブースト < クエスト < 長距離
menuの配達報酬の計算式はオープンです。2020年10月より以下の体系になります。
- 基本報酬:260円(ピックとドロップ1セットで)
- 距離報酬:km x km x 20円
ピック2km、ドロップ2kmの平均的な配達の報酬を上の式で計算してみましょう。
- 基本報酬260円 + 距離報酬 (4 x 4 x 20円)=580円
距離の二乗が非常に強力です。裏腹に短距離の単価が厳しくなります。
- 260円 + (1 x 1 x 20円)=280円
- 260円 + (2 x 1 x 20円)=300円
1~3kmの報酬単価は業界最安値圏です。300円割れはほぼ子供のお使いですよ。
この方式はクエストには不利です。→日跨ぎクエストを効率的に達成する方法 出ないときの復活方法も
紹介キャンペーンの条件も一種のクエストです。効率を重視すると、menuの配達報酬の長所を活かせませんね。
紹介料=求人営業の報奨金
フードデリバリーの紹介キャンペーンは「友達や知り合いを誘って、一緒に楽しく働こう!」のようなサークル的な雰囲気を演出します。これはまやかしです。
紹介キャンペーンの実態は人材の勧誘、求人活動です。紹介者は運営元の代理店ないしエージェントです。第三者を新規会員に招くことは契約です。
ご存知のように求人系の契約事には○万円/1件のような高額のインセンティブが発生します。
フードデリバリーの紹介料はエージェントの求人活動への報奨金です。ゆえに高額です。
とすれば、紹介した側に支払われて、紹介された側に支払われないのは普通です。契約を取ってきたのは紹介した側=エージェントですから。
が、menuでは紹介された側の人間にも紹介料が出ます。建前的には契約一時金のようなものでしょうか?
分け前は半々です。紹介料総額3万円=紹介者15000円、被紹介者15000円です。
foodpandaの紹介キャンペーンも同様です。インセンティブは紹介者と被紹介者の双方に出ます。こちらはそれぞれ5000円、3000円です。
menuの紹介料の貰い方
menuの紹介キャンペーンの報奨金はエリアで変動します、2021年8月からの料金は20000円です。
対象エリアは富山、佐賀、鹿児島、沖縄です。7月の広域の大盤振る舞いから一転して、限定的になりました。
首都圏以外の30回はなかなかの難易度ですね。menuの地方の鳴りは微妙です。
もっとも、大半の地方都市はこのキャンペーンの対象から外れます。大阪、静岡、福岡などがないのは不思議です。
Webページから申請
menuの配達パートナー登録はフードデリバリーサービスの中で最もフランクです。
- パートナーセンターなし
- オンライン研修なし
- 面談なし
- 縛りなし
- アプリのロックなし
menuは当初から無店舗運営です。Uberのようなパートナーセンターや出前館の拠点が全くありません。これはエリア展開の早さの大きな要因です。
そして、menuは国内の企業です。UberやfoodpandaはUFJやSMBCにしか振込してくれませんが、menuはゆうちょや地方銀行に対応します。
同じ日本製の出前館は配達パートナーを色々な規定で縛ろうとしますが、menuはUber Eats 並みの放任主義です。
Web申請の流れです。
- 公式サイトからメール送信
- 返信された受付番号で専用フォームへ
- 住所名前の記入
- 身分証明書や銀行の通帳の画像をアップロード
- 審査待ち
- パスワード付きSMS受信
- パスワードで配達アプリでログイン
menuには実店舗のセンターがありません。出前館、DiDi Food、foodpandaのように店頭での面倒な手続きがありません。
反面、登録から配達まで中の人と全く関われず、トラブルや問い合わせには多少の不安を伴います。サポートのレベルは高くありません。
menuの問い合わせ先です。
- アプリ:ご注文→注文履歴→サポートに連絡
- メール:cs@menu.inc
- 電話:050-1744-2631(有料)
配達アプリのダウンロード
Web申請後にアプリをダウンロードします。「menu 配達クルー用」がそうです。

レビューの評価は低調です。1点代の出前館よりましですが、外資系のメジャーサービスには及びません。
やはり、中小の日本企業のGPS系のアプリはグローバルなIT企業の本物には見劣りします。
そもそも外資のIT企業と同じレベルのものを開発できるなら、出前館もmenuもとうの昔に海外進出しますよ。
これはmenu配達アプリのスクリーンショットです。

キャンセルボタンの位置とかアラートの配色とかが何か野暮ったく見えるのは私の気のせいでしょうか?
ちなみに自身の招待コードはアプリのプロフィール内の『友達招待』にあります。
達成の条件
menuの紹介キャンペーンの達成条件は30回です。これはなかなか重い設定です。初回配達で貰えるUber Eats は別格ですが、その他のフーデリはだいたい10~30回です。
そして、クエスト方式の配達回数ボーナスはmenuの報酬体系にはやや不利です。高額な長距離配送が条件達成には非効率的です。
経験値で累積するレベルアップボーナスの30回配送では+600円にしかなりません。→menu 配達員の始め方 ランクアップとレベルアップボーナスで高額報酬!
長距離や雨ブーストの方が明らかに効率的です。
menu紹介料まとめ
menuの紹介キャンペーンの報奨金は紹介した側と紹介された側の双方に支払われます。比率は50:50です。実際の手取りは10000円です。
登録から配達までの手続きはフードデリバリー業界で圧倒的にNo1です。銀行口座の選択肢の多さでUber Eats に僅差で勝ります。
条件は30回です。期間も配達回数も平均より上です。正直、地方では達成率はかなり下がります。