この記事では国内の主要なフードデリバリーの配達パートナーの登録方法を比較します。
フードデリバリーの配達パートナー
Uber Eats などのフードデリバリーの配達パートナーは運営元のお抱えのアルバイトや正社員ではなく、業務提携の配達パートナーです。
配達報酬は給料でなく、売り上げ=営業利益です。この違いは確定申告、経費、税金に影響します。
税制上では給料は『給与所得』となり、売り上げは『事業所得』となります。
給与所得 | 事業所得 | |
源泉徴収 | あり | なし |
確定申告 | なし | あり |
経費 | なし | あり |
給与所得控除 | あり | なし |
事業所得控除 | なし | あり |
事業税 | なし | あり |
この記事では私が実際に登録する以下のサービスを比較します。
- Uber Eats
- 出前館
- menu
- DiDi Food
- foodpanda
配達パートナーの登録から初回稼働まで
登録から初回の配達までのチェック表です。
サービス名 | 登録 | センター | オンライン研修 | 店頭訪問 |
Uber Eats | Webから | 無期限休業中 | なし | なし |
出前館 | Webから | あり | あり | あり |
menu | Webから | なし ※完全無店舗運営 | なし | なし |
DiDi Food | Webから | あり | あり | あり |
foodpanda | Webから | あり | なし | あり |
2020年春までにスタートしたUber Eats のエリアにUberパートナーセンターがありますが、無期限休業中です。まれに外国籍のパートナーの登録のために不定期解放されるようです。

出前館の配達パートナーは拠点に多く縛られます。実質的に登録拠点の担当エリアでしか配達できません。
仮に別エリアでの配達を希望するならば、そちらの該当拠点で再登録しなければなりません。何と配達員のIDが個々の拠点で違います。
出前館、DiDi Foodには登録後のオンライン研修があります。予約制で30分くらいです。
出前館、DiDi Food、foodpandaではセンターへの店頭訪問は必須です。備品の受け渡し、アプリのアクティベート、パスワードの入手などの手続きがあります。
menuの登録は店舗なし、オンライン研修なし、訪問なしで異常に簡単です。
個人的な登録のしやすさです。
- menu > Uber Eats > foodpanda > DiDi Food > 出前館
登録から稼働までの日数
Web登録から審査までの日数はそれほど変わりません。数営業日から10日前後です。
ただし、ここからオンライン研修やセンター訪問のありなしで稼働までの期間が伸び縮みします。
最速のmenuは3日~5日です。審査を済ませば、即座に現場へ直行できます。
対照的に出前館は審査から予約制のオンライン研修までが最短で1週間、拠点訪問はさらに1週間です。
DiDi Foodとfoodpandaはここまで掛かりません。一週間前後です。オンライン研修なしの後者の登録の方がやや楽です。
フードデリバリー各社の配達パートナー登録の詳しい記事はこちらです。
その他のまとめ記事です。